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2009年06月 アーカイブ

2009年06月04日

6月4日

ミラノ・ヴェルディ音楽院大ホールにてパガニーニのコンチェルト第一番を演奏しました。共演はディエゴ・モントローネ指揮アカデミア・デレ・オペレ。

初代学長が大作曲家G・ヴェルディでG. プッチーニ、A.ボーイト、C・アバド、R・シャイー等を輩出し、又マエストロ達が教鞭をとった、サンタ・マリア・デラ・パッシォーネ(Santa Maria della Passione)教会 の隣の修道院を改造して立てられた音楽院です。

イタリア・ユーロ等の国旗が飾ってある厳かな外観と、この会場での特にコンサートの日に音楽院と聴衆の方達によってかもし出される、コンサートを聴くのが待遠しいという感じを味わえることが大好きです。

聴衆の殆どがご自身、又親族の方に音楽院出身の方がおられるのか、音楽への愛情に満ちた方々の集まりと言った感じで、温かく厳しく伝統を見守っていく姿が感じられます。どこかタイムスリップし<昔さながら>さえ感じてしまいます。

修道院だったホールの入り口付近は中庭になっており、なかなか日の暮れない初夏の空を見ながら、コンサートを見に来た客人同士で又は出番が休憩後のオーケストラの団員達が客人と一緒になって談笑しているも姿印象的です。ホール内は上野の文化会館にとても似た感じで、席数1600ですが、大きく感じられます。

楽屋近くにはメニューイン、アッカルド、ウーギ、ブーニン、S・ヴェーグ達の写真が飾ってあります。9時開演と共に演奏が始まりました。

IMG_8957.jpg

演奏会の模様は音楽の友の8月号にも掲載されましたが、<パガニーニの生まれ故郷ジェノヴァの町並みを想像させる演奏>と評され、オーケストラからはイタリア人の前で技術とともにイタリアらしさを再現してくれたと評されのでここ数年パガニーニにおいては特にイタリア的フレーズを学ぶために研鑽を積んできたので、とても満足感を味わうことが出来ました。

今回は日本から母と、ローマの親戚又かねてからの友人達が来てくださり(日本からも!)コンサートを見守ってくださいました。

祖父の大好きだったパガニーニのコンチェルトをイタリアにて演奏出来て嬉しかったです。

2009年06月12日

6月12日

6月12日ハンガリーの国会議事堂にて日本人として始めて演奏しました。

子供の頃本で見て印象的だった議事堂、実物は赤と白のコントラストの綺麗なとても立派な建物でした。
内部は全体的にいぶし金に包まれ、階段とも繋がっているかのように見える天井も高く演奏中は音色も良く響きホール全体にこだましていたそうです。

400年前に作製された王冠の前で演奏しました。又沢山ある会議室の一部屋ずつ素晴らしいモザイクやタペストリーが飾られ見事な内装でした。
プログラムはニューイヤー・コンサートにて演奏した曲目でオーケストラ・メンバーの方達と再会を楽しむことが出来ました。

コンサートの次の日はオペラ鑑賞のご招待を受けアイーダを鑑賞しました。
オーストリア・ハンガリー帝国時代にウイーン歌劇場に似せて作られた(その時ウイーンの歌劇場より大きく作ってはならないという提議でしたが、工事人達がブタペストの劇場をより美しく製作してあげる’と言ったという逸話があります)
歌劇場は素敵な外観に加え、内側の壁も木彫りが施されており、いい香りと共に彫刻も凝っていて素敵でした。

鑑賞客の中に私のコンサートを聞いてくださった方達からお声をかけて頂いて嬉しかったです。

ブダペストの街は広々としていて旧社会主義国らしく建造物も大きいものが多かったですが、街そのものが芸術品の宝庫といった感じでイタリアと似た部分や北欧、ロシアと似たところ有りと通る道によって表情が異なる不思議な街でした。又この街で演奏したいです。

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