2008年04月26日

音楽日記

皆様

ミラノ・ヴェルディ音楽院で行われORCHESTRA ACCADEMIA DELLE OPEREの定期演奏会に出演しました。

通常のコンサート・ホールとは又違った音楽院のホールで行われるコンサートという事もあり 格別な想いがしました。夕暮れに映る音楽院のたたずまいがとても好きでここでイタリアを代表するマエストロ達が研鑚を積まれ、又教鞭をとられた方、彼らの知人達が演奏会を楽しみ聴きにいらっしゃる場所なのだと思いながら私もコンサートを聴きにきたりした場所でそこで演奏できる事になりお話を頂いたときはとても嬉しかったです。実際ピアニストのBRENDEL、ALDO・CICCOLINI、UTO UGHI等のコンサートを聴き又聴きにいらっしゃるお客様達も熱心な音楽愛好家で彼らとの交流を含め楽しい思い出が沢山あります。

演奏曲目はモーツァルトのコンチェルト第3番ト長調。共演させていただいたMaestro Yacopo Doro氏にも明確なアドヴァイスを頂く事が出来とても良いコンサートとなりました。子供の頃発表会で又学生の時も弾いて来た曲をイタリアのオーケストラと演奏できたことに感無量です。特にモーツァルトの音楽をオペラ・彼のピアノの作品などを通じて学んだことに手応えを感じられ、いいフィーリングでした。又ミラノのオーケストラ独特の音色特にオーボエの明るい音色が大好きです。

ご多忙の中、東総領事又日本大使館の方にもいらしていただき演奏を聴いていただけました事にか頃から感謝申し上げます。                    

鷲見恵理子

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2008年04月25日

音楽日記

スカラ座の通りにある骨董品店BRITANNIA ANTIQUARIAの展示会で演奏しました。

今回は日本の文化をメインにした夕べで見事な鎧兜を見た時その美しさに感銘しました。

又今回はイタリアの 高級紳士服ANGELLO GALASSO氏の東京店オープンセレモニーで御目かかった京都の老舗呉服屋の北村陽次朗氏のご提案により御着物ドレスで演奏しました。この度の和・東洋的な感じをかもし出す場でドレスが映え素敵な空間を味わえることが出来ました。

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場内見渡す限り見事な骨董品に囲まれそういった作品を見ながらながら素敵なインスピレーションに触れる事が出来ました。来店されるお客様の中には和文化に大変お詳しい方もいらっしゃり特に置物の生地などに渡るまで一つ一つの作品を個人が鑑定家のような視点で鑑賞されているのが、印象的でした。
写真Britannia Antiquaria Giuseppe Fiumano氏とご来場いただきました安藤圭子、Massimo Mai氏ご夫妻と。

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2008年04月21日

音楽日記 4月21日

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パウル・バドゥラ=スコダ氏と


Varese でのコンサートから一週間後ミラノでも同じプログラムで演奏した後、Villa MediciーGiulliniでウイーン楽派の研鑚についてご高名なPaul Badura Skoda氏によって行われた、マスタークラス、2008コンサートで演奏させて頂きました。

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とても素敵Villaで部屋一つ一つが素敵なたたずまいでした。

演奏も終わりパーティーの席でくつろいでいると、或るご婦人がお近ずきになり、、私の父が昔ヴァイオリニストで今日のクロイツェルの演奏で彼が弾いていたのを思い出しましたとおっしゃられたのでどなたのことか尋ねてみるとMICHELANGELO ABBDOです。とおっしゃられたので驚きを隠せず94年のABBADOコンクールで優勝しましたと述べるととても喜んで下さいました。

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各国から集まったピアニストの方達ととても有意義な時を過す事が出来ました。

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2008年04月18日

音楽日記 4月18日

春とはいえまだ肌く感じる日もある四月でしたが今回はVARESEという街にあるLORETO教会にて行われたコンサートシリーズでリサイタルを行いました。

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とても素敵な壁画が残っており音響も良い教会でした。
今回のコンサート紹介の新聞記事にロシアの文豪トルストイが愛したBeethovenのクロイツェルソナタを日、ドイツ出身の音楽家SUMI 、WEISNERが演奏、とでていました。
特に今回面白かったのは、プログラムの中のKREUTZER ソナタ をLORERTO 教会の牧師さんが提案されてきたことです。クロイツェル・ソナタが大好きで近年演奏会で聴く事あまり無いので是非聴きたいと言われたそうです。

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ところで前日関係者ずてに教会の方が寒いから長袖の衣装も用意した方が良いと連絡があり一応用意しましたがそう寒くも無かったので普段どうりノースリーブのドレスを着て準備していたら、別の関係者の方が<教会では肩を出した衣装はダメ>って言っておいたのにと言われました。これまでも教会での演奏会でそんなに衣装について指摘された事もなく以前も着たことのある服ですとかいってやりとりの合間に神父さんが現れ、この衣装でいいかと問うたと所、<肩は確かに出ているけど素敵な衣装なので・・・・まあいいでしょう。>と了解を得ました。 でも背中がもやや空いていたので見えぬよう少し後すざりしながら戻ったりしました。
でもクロイツェルを喜んでいただけて嬉しかったです。

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2008年04月17日

音楽日記 4月17日

Marcello Abbado主宰“I Concerti dellaVilla Reale Di Milano”コンサートシリーズに出演しました。

演奏プログラムは紀尾井ホールで演奏した時とほぼ同じ無伴奏ソナタ。

その日は朝11時から公開リハーサルが行われたので朝から会場入り。

演奏会場となったのはVilla Reale 舞踏会の間。昔ミラノがオーストリア支配下にあった当時女帝マリア・テレジアによって彼女の娘さんの為に建てられた宮殿だそうで、特に子供達と過しやすい環境をを目的に建設されたようで緑溢れる自然も豊かな庭園がとても素敵でした。とはいえ王宮の中は素晴らしい美術館になっており演奏前に少しでしたが見学できて嬉しかった。

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コンサートには友達も来てくださり又フルーティストのトレヴィザーニ氏もいらして下さりました。

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2008年03月17日

音楽日記 3月17日

 ミラノ在住の軍司泰則氏のご紹介でイタリアの巨匠MICHELE FEDRIGOTTI氏とお目にかかることが出来ました。

 彼の母方の出身はフランス系でLUCIANO CHAILLY 又RICCARDO CHAILLY氏とは親戚関係にあるそうです。

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 本当に音が綺麗で繊細なピアニズムだという評判は前もって伺っておりましたが、実際演奏させて頂いてみて真から感銘いたしました。
 
 先ずフランク・フォーレのソナタ又ベートーヴェンの春それからモーツァルトのソナタと一気にリハーサルしてきました。勿論様々なピアニズムが有りますが私は特にFAURE等に対するこだわりがありまして、良き時代を創造させる詩的なピアノ演奏が特に好きなのでようやくめぐり合えたという気持ちで感謝の気持ちで一杯です。

 又ベートーヴェン、モーツァルトのソナタに関しても素晴らしいの一言でチェコ・フィル等のオーケストラを指揮されたり・映画音楽を作曲されるマエストロの解釈は奥深く、又人を包み込むようなお人柄から多くの事を学んだ一日でした。
      
 ミラノ近郊にご自宅がありチェンバロ4台のピアノの音を引き比べてくださり曲によって違ったピアノで異なうふいんきをかもし出してくださいました。

 マエストロ と東京又世界中で演奏録音をさせていた頂くことが出来る事を強く希望し祈ってて降ります。

 鷲見恵理子

2008年03月16日

音楽日記 3月16日

今年に入って素晴らしい音楽家との出会いが有りました。

一人はイタリアを代表する世界的フルート奏者のRAFAELE TREVISANI氏。

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以前或るコンサートでお会いさせていただく事が出来、今回はミラノのご自宅に招待されました。

大変親日家で北は北海道南は沖縄・種子島まで演奏旅行で回られその時のご様子のお写真を見せてくださり各写真からコンサート会場の熱気が伝わり見ているこちらもとても嬉しくなりました。サントリー・ホール又東京文化会館大ホールでもリサイタルをされたそうです。
 又マエストロはジャン・ランパル、ジェームズ・ゴールウェーの稀少の高弟子で今でもゴールウェー氏との交流が密にありゴールウェー氏がミラノのご自宅でくつろがれる様子、又マスタークラスでのDUETTOの様子を見せてくださりました。
その他私がVIOLINISTだという事でポーランドのオーケストラと演奏したばかりというkHATCHATORIAN のコンチェルトのヴィデオも見せてくださりました。フルートでの演奏もとても幻想的な響きになるのだなと感激しました。

 歓談の際色々出来たら一緒に演奏しようねと声をかけて下さいました。
        
又私の希望であるイタリアでの音楽祭を行うことを打ち明けてみたところ、今年すでにストレーザのMAGGIRE 湖ほとりで講習会を行う予定なのでジョイントで講習会を行いたいかと、お声をかけてくださいました。美しいMAGGIORE湖はミラノからも近く大好きな三つの島ISOLA BELLA等もあり(ナポレオンの眠ったといわれるベッドもあり、又ストレーザで行われる有名なSETTIMANA MUSICALE のコンサートも聴けるし理想的だなと思っていたところなので、APPUNTO!(同感です)と答えてしまいました。実際彼は日本人の素晴らしい生徒さんたちのために多くのマスタークラスを行ったそうです。
          
昨日ミラノ在住の軍司泰則氏の音楽事務所を一緒に訪れ先の様なお話をしたところ、お互いの共通の知人が多いらしく(ヨーロッパ、日本両方の)、すっかり感銘されて懐かしそうに感激しておられました。
 
マエストロとやはり又日本が大好きな素晴らしいピアニストである奥様(勿論数多くの日本でのコンサートで演奏された)たちとで日本の若者との交流が出来たら素晴らしいだろうなと、思いながら夢心地で帰宅の徒に着きました。

 鷲見恵理子

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2008年01月09日

音楽日記2~特筆したい2人の作曲家との出会い

 POGODA 氏の作品のイメージは北国らしく静かに氷の張った状態を思い浮かべさせしかしながら暖かさをも思わせる不思議な曲でした。
 小刻みなピアノのリズムの流れと共にバリトンが詩を唱えるような形で歌い上げ、それに対しヴァイオリンが不規則なリズムでピッチカート混じりで演奏されるというシンプルそうでありながら、複雑な素敵な作品でした。

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 ポゴダ氏ご自身素敵な紳士でした。

 最終日にはプログラムの最後を飾るDETLEF KOBJELA氏がご婦人と共
にご来場くださいました。ソロブ族のいでたちをされていました。

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GESANGE FUR BARITON、VIOLIN、kLAVIER JAN KOSKによる原文
          
 1 ABSCHIED IN UNS   
 2 RUSSISCHES LIED
 3 SOMMER LIED

 3楽章から成る曲で一曲目は別れについてバリトンが情念込めて歌い語るもので陰鬱な感じのでもグレゴリア聖歌風なやや風変わりな感じの曲です。2曲目はロシアの歌というだけに雄大ながら躍動感に満ちた歌です。終楽章は<夏歌>出だしは穏やかながらもすがすがしい感じで曲の途中動きが出又最初のテーマに戻るといった、素朴な歌曲ながら中間部は少しミュージカル風な謳歌している風な素敵な曲でした。

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 終演後演奏について感想をお聞きしたところご自身の曲も含め又プログラムで演奏したFRANKのソナタも含め作曲家の意図をとても取り組んだ素晴らしい演奏スタイルだというお言葉を下さったそうです。
 現代曲の演奏をさせていただくなかでも特に特別な経験をさせていただいた気がします。やはり作曲者たちの豊かな感性に満ちた心との交流がインスピレーションを更に与えてくださった・・・そのような気がします。
 これらの曲を通じて素敵な(ヨーロッパの1月6日までの)クリスマス年末をお祝いする事が出来ました。


鷲見恵理子

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音楽日記

 昨年末旧東ドイツのドレスデン近郊のBAUTZENにて行われた、2007年末コンサートに出演しました。BAUTZEN・SOLOB美術館ホールを筆頭に3日間連続演奏しました。

 街全体 おとぎ話に出てきそうな城下町で周囲全体風景画そのものでした。古きよき時代の情景そのもので本来のヨーロッパはこうあるべき!と思いました。というのも最近ヨーロッパの主要都市では壁に落書きが多く描かれてしまっているためです。WALL PAINTIGが文化の一部であるNYのそれとは少し違うと思われます。

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 さて 今回のプログラムは2時間プログラムでSOLOB民族出身の作曲家の作品を重に演奏してきました。中でもHINC ROY 、JAN Cyz、JURO METSK WEISNER ARMAROLI、POGODA、KOBJELA等作曲家ご自身の前で実演できた事は素晴らしい経験でした。

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 演奏編成としてはVIOLIN、BARITON、PIANOのトリオという今までには無い試みでしたがそれゆえとても面白い作品ばかりでした。それぞれ民族的個性の光る実に面白い作品でした。

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BAUTZENにはいまだに スラブ族の末裔に当たるSOLOB族が、ほぼ移住時の生活習慣のまま暮らしを営んでおり、お祭りなどの際には民族衣装を着てお祝いをするようです。実際この度共演させていただいたドイツ系ソロブ人のピアニストHEIDE MARIE WIESNERのご親戚の方は民族衣装を着ていらした。

 初日演奏させていただいた、ソロブ族美術館ホールから見渡す風景はとても美しかった。又ソロブ族の歴史的写真などが展示されているホール内部も響きも素晴らしく実に良く完備されていて感激しました。

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 2日目はCOTTBUS 音楽ホールで行われ、その様子一部がドイツのRADIOにて放送されました。ULRICH POGODA氏のお力添えでRADIO出演が可能となった模様です。リハーサルはマイクテストなどで忙しかった。


鷲見恵理子

2007年04月08日

4月9日

今日は3月10日に再出演させていただいた、<RIVEDIAMO CI>パート2のお話です。

この日は歌手件司会を勤められるMAT BELLINI氏とFRANK SINATRAの名曲MY FUNNY VALENTAINで共演させていただき、大変感動的でした。

この日は3時間に及ぶスペシャル番組でゲストの方達も色々な分野の方、例えばスポーツトレーナーが出演し最新のエクセサイズを実際に披露して見せたり、又今回は イタリア人で、イギリス・デンマーク人の方とトリオのjAZZバンドを組まれているギタリストも登場したりとなかなか面白かったです。

番組は3部に区切られて2、3部ではファッション・ショーも行われました。テーマはよき時代のフェミニズムへの回帰といった感じでエレガントまたはとてもキュートなデザインを発表しながらデザイナーがメッセージを伝え、又最近の訪米では珍しくさえ感じさせる、子供ずれのシーンも演出されていました。幼稚園などへの送り迎えの時の装いを紹介し又子役達のポーズのとり方がキマッテいるのに皆マイっていました。

そして私はマエストロ・ベリーニとシナトラのMY FANNY VALENTAINを演奏した。
歌は男性がある女性に対する想いをヴァレンタインに重ねて語っている内容で演出的にも歌とヴァイオリンという組み合わせでとてもマッチし又歌声と楽器ということを超えて一つの芸術空間を作り上げられた事に感動した。

なんて詩的な瞬間でしょう!という感想を言われとても嬉しかった。

さらには第3部のフィナーレではイヴニング・ドレスにみを包んだ美女が勢ぞろい。

マエストロがMY WAYを歌う中モデル達が歩いてゆき又彼が一人ずつに語りかけるように歌っているのを見ながら皆お互い見つめあい夢心地でいた。

夢・・・そう、この日は何かショーやエンターテーメントを行う原点をすごく感じた気がする。夢をみさせるということを・・・・・・。

ロマンチックで大人の空間をプレゼントしてくださるマエストロ、ありがとう。

PS
ショーの終わりで彼が言っていた。
女性の皆さん、男性がおもわずエスコートしたくなるような貴女のフェミ二リティーを大切にしてくださいと。